MacBookとAndroidスマホの組み合わせでもなんの問題も無かった件について

久しぶりにメインデバイスをAndroidスマホであるXperia Ace Ⅲに変更しました。ここ2,3年はメインをiPhoneで使っていました。MacやiPadなど他のデバイスとの連携や互換性などの観点からメインをiOSデバイスにしていました。今回思い切ってAndroidスマホにして、MacやiPadなどのデバイスにどのように影響したかお話しできればと思います。

目次

デバイス構成

現状私が使っている主なデバイスは以下の通りです。

スマートフォンXperia Ace Ⅲ
タブレットiPad 9
パソコンM2 MacBook Air 13 inch
ウェアラブルXiaomi Smart Band 8

この表からするに私は、スマートフォンはやスマートウォッチといった画面の小さなデバイスに関しては、Androidやその周辺システムを利用し、画面の大きなデバイスはApple製品を利用しています。

【脱線】デバイス選びの軸

ここで少し脱線しますが、私のデバイス選びの軸は基本的にバッテリー持ちとスペックのバランスがいい物を選ぶようにしています。

スマートフォンであれば、iOSデバイスとAndroidデバイスではそこまで大差はないためどちらでもいいと思います。しかし、スマートウォッチとタブレット/ノートパソコンは、今挙げているものがコスパやバッテリー持ちからするとベストな選択であると考えています。特にAppleシリコン搭載PCの衝撃は今でも覚えているのでいつか記事にしたいと思います。

懸念していたこと

スマホとの連携が不自由そう

漠然とスマホとパソコンを同じメーカーから別々のメーカーにすることで互換性が低くなり不便になるのでは?と考えていました。

私が、iPhoneから買い換える前に考えていた不安を大きく分けると以下の2つになります。

1. AdirDropが使えない

a helicopter flying over a mountain

スマホからPCにデータを送る時に常にAirDropを使っていました。iPhoneで撮影した写真や、iPhoneに自動で転送されるミラーレスカメラからの写真データだったりを気軽にPCにデータを投げて、ブログの記事に使ったりなんてことも多々ありました。

やはり、この機能はApplet製品であればどのOSにも組み込まれており、追加でアプリをインストールする必要がないのがとてもいいポイントです。

さらに、Webを介さないためオフライン環境でも使える点はとても魅力的です。

2. 外での通信環境

green and black digital device

MacからiPhoneのモバイルデータ通信の共有を開始することができます。これは、同じAppleアカウントもしくはファミリー設定しているアカウントのデバイスであれば、受け取り側であるMacからiPhoneのテザリング機能をONにすることができます。

作業開始時にいちいちiPhoneのロックを解除して、設定からテザリングをONにして、Macで Wi-Fiを選択し〜という面倒な一連の動作を行う必要がありません。

若干逸れますが、当初この機能を知った時は革新的だなと感じました。しかし、iPhone側のデータ通信プランがそこまで容量が大きく無かったため、あまり利用しませんでした。時が経ちahamoなど安くて大容量のプランが出始めた時に思い出してよく使っていました。Type-Cポートしか搭載しない!とされた時もそうですが、革新的なものは煙たがられがちですが、一度体験してみることは大切だなと実感しました。

実際どうだったか?

1. AirDropが使えない

私の用途では全く困りませんでした。実際用途としては、スマホからPCに画像を送るだけなのでGoogleフォトを利用してクラウドから写真を引っ張ってくるようにしています。

Google Photos

オフライン環境では利用できないところが比較するとマイナスに感じます。しかし、インターネット接続していない環境でスマホからPCに画像を送りたいか?と言われればそういった用途は、私の作業状況では発生しなかったため、特に問題となりませんでした。

私の場合、利用サービスを全体的にGoogleに寄せているためGooglePhotoを利用していますが、AmazonPhotoでも同様に実現可能です。

すでに名前が変えられてしまっていますが、Android側のNearByShare(現:クイック共有)をMacに対応させる試みがあるようです。しかし、現在では開発が止まっているように見えるのでNearByShareからクイック共有になったことでプロトコルなどの変更がある場合、これは使えないかもしれません。

PlutoHDDev/CrossDrop: Crossdrop is a partial implementation of Google’s Nearby Share in Flutter for macOS, iOS and Linux. Crossdrop is based on NearDrop, a Swift implementation of Nearby Share for macOS. (github.com)

2. 外Wi-Fi問題

ここは結構ネックに感じていました。どのようにして解決しようか…と悩んでいました。

結論としては、GoogleOneの特典であるVPNを使って公衆Wi-Fiサービスを利用するという方法です。

もちろん、Androidスマホでもテザリングをすることができますが、先述の通りスマホを開いてテザリングをONにしてという一連の動作が面倒なため、どうにかして解消できないかと考えてました。

公衆Wi-Fiを使うことには抵抗がありました。しかし、このために新しくVPNサービスを契約したりVPNサーバを建てることは割に合わないなと感じていました。

ですが、すっかり忘れていたGoogleOneの特典にVPNが付帯されているのです。

Google One VPN でオンライン セキュリティを強化 – Android – Google One ヘルプ

この機能はAndroidデバイスに限らずMacやWindowsなどPCでも利用することが可能です。Macの場合、以下のソフトをダウンロードしログインするだけで利用可能な状態になるため、簡単に使い始めることができます。

Google One VPN でオンライン セキュリティを強化 – パソコン – Google One ヘルプ

公衆Wi-Fi環境下でのVPNの有用性については、VPNを提供している会社からリリースされている以下の記事が参考になると思います。ぜひ、ご一読ください。

Wi-Fi向けVPN: 公衆Wi-Fiでの安全性 – Surfshark

番外編

モバイルデータ通信を利用しなくなったことにより、スマホのバッテリーの心配と通信容量を気にする必要がなくなりました。

また、最近では至る所でWi-Fiが飛んでいるので、Wi-Fiスポット探しに困ることはそこまでありません。(2016年と比較)

最後に

結局は慣れの問題だったり、自身の用途に見合っているか見極めることが大切なんだと改めて実感しました。やってもいないことを机上で考えていても始まらないということを胸に明日もガジェットを買い漁ります。

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ゴリ助

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1997年生まれ茨城育ちの男 ジャンクから最新まで幅広くガジェットが好きです。

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