イヤホンやヘッドホンのオーディオ関連が多いブログになってきましたが、今回も懲りずにイヤホンのレビューです。
今回は、Google謹製のイヤホン Google Pixel Buds Proのご紹介です。以前投稿した、Google Pixel 7 Pro(Hazel):今が買い時?半年使った感想 と同じタイミングで買ったものです。少し古いネタですが、気に入って使っているのでぜひ紹介したいと思います。
目次
はじめに
以前当ブログでは、廉価モデル?スタンダードモデル?であるPixel Buds A-Seriesをご紹介しました。
今回ご紹介するイヤホンは、その上位モデルにあたるPixel Buds Proになります。
詳しいスペックは割愛して、実際に利用して感じたところをメインにレビューしていきます。
Pixel Buds Proの概要
Google Pixel Buds Proは、Googleが2022年7月に発売した完全ワイヤレスイヤホンです。
Pixelと名付けられていることから、どちらもGoogleによって作られ販売されているイヤホンです。PixelだけでなくAndroidデバイス全般と相性が良く作られているため、Android版AirPodsとも称されています。
特徴は以下の通りです。Proとされているだけかなりの機能が盛りだくさんです。
- Silent Sealを使用したアクティブ ノイズ キャンセリング(ANC)
- 11mmの専用設計スピーカーとドライバを搭載
- 帯域幅を2倍にしたことによるクリアな通話
- 会話検知機能により一時停止と外音取り込み機能を自動ON
- 聴覚を保全するモニタリングと音量抑制機能
- 気圧センサによるノイズキャンセリングの不快感を低減
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
不快感が少ないアクティブノイズキャンセリング(ANC)です。ノイズキャンセリング特有の耳のつまりをあまり感じません。「ツーン」という感覚よりは、ホワイトノイズが「サー」と聞こえる感覚です。
とても心地のいいノイズキャンセリングのため、音楽を流さずにノイズキャンセリングをONにして過ごすことができます。ゆっくり静かな空間で考え事をしたい時は、音楽が逆に邪魔になるので、ここはプラスポイントです。
電車の中や外では若干力が不足しているように感じます。
外音取り込み
外音取り込み機能がほとんどのANC搭載イヤホンについていると思います。
実際どうでしょう…ボタンやパネルを操作して外音取り込み機能を利用するシーンはあるでしょうか?
ほとんどの場合そのような手間を挟むのであれば、イヤホンを取る方が早いのでそのように解決するのではないでしょうか。
Pixel Buds Proでは、会話を自動で検出して外音取り込みモードになります。また、会話が終わったことを認識して再度ノイズキャンセリングモードになります。
こういう精度が求められる機能ですが、さすがソフトウェアのGoogleなだけあって、誤検知でしょっちゅう外音取り込みモードになるということもなく快適に利用できます。どちらかと言えば、反応するのが少し遅いので頻発よりは不発の方が多いです。
充電
Qiでも充電することが可能です。有線でもType-Cが使えるので、充電の種類が豊富であることは、筐体が小さいことにより充電回数が多いワイヤレスイヤホンには大切な要素です。
また、音楽再生時間もANCありで7時間、ケース込みで20時間と十分な持続時間です。
平日片道1時間の通勤をする場合、1週間に2回程度充電するペースです。バッテリーライフがすこぶるいいわけでもないですが、すごい悪いわけでもないので、タイトルの通りちょうどいいイヤホンです。
タップ操作
一時停止はもちろん、スワイプの操作に対応している点がとても便利です。
動画をよく見る身としては、動画投稿者によってボリュームの調整が異なって音量調整をするシーンが多いため、直感的に操作できるのでだいぶ助かっています。
また、混雑した電車やカバンの奥にスマホを収納してなかなか取り出せない場合にも重宝します。
マルチポイント
ノートPCにもBluetoothが標準搭載されるようになり、接続機器が複数台ある方はこの機能が必須になります。
マルチポイントに対応していないイヤホンを数日使っていましたが、やはり切り替えにストレスを感じました。もともと接続しているデバイスから切断してから、繋ぎたいデバイスで接続処理を行う必要があります。
別のデバイスに繋ごうと思った時に、元のデバイスは手元から離れた場所にあるシーンを想像すると、一回取りに行って解除するめんどくささが容易に想像できると思います。
最後に
Pixelを買った時についてくるストアクレジットやクーポンが余っている方は、ぜひ値引きして買ってみてください。
普段使いのストレスが一番体に悪いので健康器具の1つとしてご自身への投資という口実で買うのもアリですね。
Pixel Budsアプリから耳の健康も確認できます。