OWC Atlas FXR CFexpress Type Bカードリーダーで撮影後の作業が爆速化

こんにちは!身の丈に合ってない高級カメラを所持しているハム公です。今日はOWC「Atlas FXR CFexpress Type Bカードリーダー」をご紹介します。CFexpress Type Bは中〜上位モデルのカメラで使われる、高速書込・読出に対応したメモリーカードです。専用のカードリーダーは種類が少なく値段も高いイメージですが、OWCの「 Atlas FXR CFexpress Type Bカードリーダー」はなぜかAmazonで超安価に販売中(2024年11月現在)¥3000足らずで撮影後の時間を圧倒的に快適にできちゃいます。

この記事ではOWC「Atlas FXR CFexpress Type Bカードリーダー」をレビューしていきます。読み込みの速さがわかる動画もありますので合わせてご覧下さい。

※当ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。

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目次

ハム公の撮影環境

僕が使っているミラーレス一眼の記録メディアには、CFExpress Type Bが採用されています。おかげで撮影時はとても快適で、連写しても動画を撮った後でも、すぐ次に移行できます。

CFExpress Type Bとは?

2016年に発表されたメディアカードの標準規格。最大転送速度2000MB/sと、従来のメディアカードから大幅に高速化した。Canon 1DX MarkⅢをはじめ、各社の中〜上位機種の間で採用が広がっている。

一方で専用のカードリーダーを準備してなかったので、撮影後の作業は快適とは言えない状況でした。CFexpress Type B用のリーダーは種類が少なくおまけに高いとあって、購入を後回しにしていたんですね。しかしブログを始めてからは撮る枚数が増え、動画を始めたこともあり、不便な状況をどうにかせねばとは感じていました。

そんなある日、なぜかタコスさんから「ハム公くんこれ使ってるぅ〜?」とAmazonのリンクが送られてきました。CFexpress Type Bを使ってないタコスさんがどうやって知ったのかは謎ですが、それこそが「OWC Atlas FXR」だったのです。とにかく価格が怪しいレベルで安いので最初は疑ってたんですが、とにかく作業環境を改善したかったので、ダメもとでポチってみました。

結果はまさかの神アイテム。もっと早く買えばよかったというレベルで、タコスさんに感謝です。以下早速、製品概要&レビューです。

OWC Atlas FXR 製品概要

OWCはアメリカのハードウェアメーカーで、記録メディア関連を主力製品にしています。もちろんOWC製のCFexpress Type Bカードもありますよ。

もちろんハム公はタコスさんに教えてもらってから知りました

OWC Atlas FXR CFexpress Type B」は、その名の通りOWC製のCFexpress Type B用カードリーダーです。神話の巨人の名を冠したカードリーダー、どんなもんなんでしょうか。まずはパッケージ&本体外観から。

本体はアルミニウム製で、MacBookのような質感の高さがあります(誇張ではないです)。その分エッジも効いてるので周辺機器とぶつけないようにしなければ…。サイズは約9×5cm,厚みは約1.5cmとコンパクトで、重さはピッタリ80g。持ち運びにも便利です。自分で貼り付けるゴム製の台座が付いてきます。

次に主な仕様です。

製品名OWC Atlas FXR
インターフェースThunderbolt3/USB 3.2 Gen2(10GB/s) (いずれもType-C接続)
読込速度・Thunderbolt対応機器接続時:1500MB/s(最低持続速度)
・USB機器接続時:900MB/s
電源供給Thunderbolt/USB 3.2 Gen2経由バスパワー
内容物・本体
・Thunderbolt4ケーブル(USB-A変換アダプター付)
・ゴム製台座
・クイックスタートガイド

Amazonの業者さん、この価格で合ってるの?と言いたくなります。Thunderbolt4ケーブルが付属しているので(!)、CFexpressの性能を余すことなく発揮することができます。

OWC Atlas FXR 使ってみた

最近それなりの量を撮影する機会があったので、早速OWC Atlas FXRを使って画像をMBAに取り込んでみます。

ちなみにカード自体はDelkin Devices製で、最大1725MB/sで読出できます 

言わずもがな速いです。サイズM+RAW画像の合わせて約340枚撮ったのでそれなりのデータ量だと思うんですが、爆速で読込→Lightroomを開いて直接編集作業に移行できました。使えそうな6枚をピックアップしてそのままMacBook内のフォルダーに保存。書き出しもスムーズです。

JPGは7~8.5MB、RAFは55~80MB前後。
瞬時に読み込み終わるのでありがたいです

僕は撮ったものは一定期間残しておくようにしています。作業を終える前に、データ置場と化しているWindows PCに入りっぱなしの画像合わせた約500枚を転送します。このラップトップもThunderbolt3ポートを搭載していますので、1分かからずに転送できました。

接続中のリーダー本体はほんのりと暖かくなりますが、せいぜい35~40℃程度。熱々にはなりませんし、アルミ製なので接続解除すればすぐに冷めます。

ということで、OWC Atlas FXRはその名に恥じない、撮影後の作業効率を大幅UPいてくれる神アイテムでした。カメラが趣味で上位機種を買ったけど、CFexpress Type Bを持て余している方、お安く買える今のうちに手に入れといた方がいいですよ。

おまけ:この付属ケーブルって…秘密のライフハックbyタコス

この商品を僕に教えてくれたタコスさんにお礼を伝えたところ「じゃあ僕も買うよ〜」との返事が。え?CFexpress Type B持ってないのにどういうこと?

どうやら付属のThunderbolt4ケーブルがお目当てのようです。転送速度はThunderbolt3と変わらないものの、映像出力において大幅に性能アップしています(2台までの4Kディスプレイ、もしくは8Kディスプレイ1台に出力可能)。

OWC製のThunderbolt4ケーブルは2024年11月現在、単品で¥4,000-前後で販売されているので、長さの問題を無視できるのであればOWC Atlas FXRから採取するのも良いかも…?

まとめ

以上、OWC Atlas FXR CFexpress Type Bカードリーダーのレビューでした。この製品は言ってみれば投げ売り状態な訳ですが、やはりCFexpress Type B採用のカメラ自体まだまだ少く、普及しきっていないことが原因でしょう。性能面ではこの上なく快適に使えるので、メーカー・販売業者共を勇足にさせてしまった感じなのかなと思います。何度も言いますが買う側とすればこの上ないチャンスなので、ご検討中の方はお早めに。それでは!

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