最近涼しくなりPCやスマホの発熱をだんだん気にしなくて良くなってきたタコスです。
今回は最新のMac OSとiOSで使用可能になった”iPhoneミラーリング”を実際にやってみたので方法と使用感を共有させていただきます。
まだ新機能ということで注意点はいくつかありますが、全体的に結構使えるなと思える部分が多く特にMacのメモリが8GBの人やスマホと距離を取りたい人におすすめしたいです。
目次
筆者の環境と条件
公式サイトをを確認し大まかな条件として
- Apple シリコン搭載または Apple T2 セキュリティチップ搭載のMacで、macOS Sequoia 15 以降。
- iOS 18 以降を搭載した iPhone。
M2 Mac book air (8/256)+iPhone13pro(256)
上記の2台体制で記事の執筆等しています。iPhone13proは現在でもメインで使用しており、ほぼ不満はありません。
M2 Mac book air (8/256)は最小構成、RAMは軽作業の多い筆者にとってはIntel Macの時より気にする必要はなくなりましたが気を抜くとメモリプレッシャーは黄色から赤に…
最小構成の救世主
メッセージ系、SNSアプリ、ゲームアプリをこの最小構成Macに入れることは難しく、通知やブラウザのタブを少しでも開き過ぎればメモリは悲鳴を上げます。
そこで上記のメッセージ系、SNSアプリ、ゲームアプリはiPhoneに入っているので、このiPhoneミラーリング機能を使いMacの負担をiPhoneに流してしまう運用をしてみました。
結果これが大正解!iPhoneミラーリング機能を使用している際のメモリ使用量は筆者の環境だと30〜60MBと軽く、同じくアプリを3〜4つ開いていたらRAMもストレージも圧迫されてしまいます…
この最小構成との組み合わせが非常に良く、iPhoneミラーリングは救世主と言わざるを得ません。
iPhoneのミラーリングと併用してマルチタスクも可能
ダラダラスマホを見てしまう人へ…
筆者は家の中でこの機能を使用しており、スマホは別の部屋に置いておき必要な時にiPhoneミラーリングを使用し操作しています。感じたメリットとしては、
- スマホと距離を置ける
- 返信ついでにダラダラSNSを見ないようになる
- iPhoneに通知が来るようにしているのでMacは煩わしくない
何よりスマホを物理的に触る時間が減ったことが大きく、メッセージ返信→SNSダラダラ見→あっという間に時間経過という最悪なループを軽減できるところ。
スマホで処理しているにも関わらずスマホを持ち上げる回数は激減しました。
SNSアプリはMacには入れない
使っていて不便に感じたこと(注意点)
英字が打てない
現在の筆者の環境ではiPhoneミラーリングを使用している際iPhone側のキーボードで英字、日本語の切り替えができません。日本語固定になっていますが今後改善されると思いますので(筆者の設定の可能性もあるかも…)
コントロールパネルは出せない
コントロールパネルが表示できないので、iPhone側の音量調整などは個別に設定できません。Mac側で一括で管理することになります。
iPhone側の音を出したくない時はMacの音も出なくなるので不便に感じます。
発熱とバッテリーの減り
発熱は少し、バッテリーの減りは普通に使うよりも速いように感じます。ただ、ゲームをする場合においては画面の出力がない分ものによってはiPhoneミラーリングの方がバッテリーの節約になるのが面白いです。
最後に
最小構成のMacを使っている方には是非ともおすすめしたい機能でした!
まだ改善の余地があれど接続はかなりスムーズでストレスがありません。また、iPhone側の発熱とバッテリーの減りに関してはMagSafe充電は離したらもちろん止まるので以前紹介した冷却式MagSafe充電器を使用すると問題ありませんでした。
うるさい通知はiPhone側に丸投げしてMacでは静かに生産性を上げていきましょう!
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