どうも、ゴリ助です。皆さんは、部屋の片付けは得意ですか?
私は、全くダメです…物が溢れかえった部屋を見渡しつつ、「いつか片付けなきゃなぁ…」とため息をつく日々。
そんな私が唯一、綺麗さっぱり整理整頓できている場所があります。それは… PCのダウンロードフォルダです。
もともと、PCの中もリアルな部屋と同じく、ファイルが散乱したカオス状態でした。「あのファイルどこだっけ…?」とフォルダの中を延々と探し回ったり、ストレージ容量不足の警告に怯えたり…。
そんな私が、ある方法でダウンロードフォルダを自動的に削除することに成功!しかも、Windowsが起動するたびに自動で綺麗にしてくれるという、ズボラな私にぴったりの方法なんです。
今回は、そんな魔法のようなテクニックを、皆さんにも伝授したいと思います!
部屋は汚くても、せめてPCの中だけでもスッキリさせたい…という同志よ、ぜひ読み進めてください!
目次
あなたはどっち派? 2つのデータ整理術
PC内のデータ整理って、色々方法があるけど、大きく分けると2つのパターンがあると思うんです。
1つ目は、特定のフォルダをピンポイントで削除する方法。
今回のメインで紹介するダウンロードフォルダの自動削除がまさにコレ!
OSのバージョンに関係なく使えるから、Windows10でもWindows11でもOKなのが嬉しいポイントです。
もう1つは、PC全体のファイルをまとめて削除する方法。
Windows11以降に搭載されているストレージセンサーっていう機能を使えば、古いファイルや一時ファイルを自動で消去してくれるんです。
PC全体をガッツリお掃除してくれるから、ストレージの空き容量を増やすには効果的です。
1.バッチファイルでフォルダを定期的に削除する
①バッチファイル作成
まずは、ダウンロードフォルダを削除するためのスクリプトを作成します。
今回は、フォルダごと削除し、新たに空のフォルダを作成するスクリプトを作成します。
rd /s /q "C:\Users\%USERNAME%\Downloads"
md "C:\Users\%USERNAME%\Downloads"
Cドライブ直下にScriptsフォルダを作成し、「clean_downloads.bat」という名前で保存します。※保存場所やファイル名は任意ですが以降の手順では、このパスとファイル名を利用するため適宜読み替えてください。
②タスクスケジューラの設定
次に、タスクスケジューラで先ほど作成したスクリプトを実行するように設定します。
スタートメニューから「タスクスケジューラ」を検索して開きます。
右側の「タスクの作成」をクリックします。
タスク名と説明を入力します。
「トリガー」タブで「新規」をクリックし、「スタートアップ時」を選択します。
「操作」タブで「新規」をクリックし、「プログラムの開始」を選択します。
「プログラム/スクリプト」に cmd.exe
を入力します。
「引数の追加」に、バッチファイルの場合は /c "C:\scripts\clean_downloads.bat"
を入力します。
「OK」をクリックしてタスクを作成します。
以下のように一覧に表示されていれば問題ありません。
再起動したり、作成したバッチファイルをダブルクリックして動作を確認してみましょう。
2. 【windws11】PC全体のファイルを定期的に削除する
この方法は、windows11に搭載されている機能を使う方法です。GUIで分かりやすく設定できるため、ほとんどの方はこちらで問題ないと思います。
ストレージの設定を変更
スタートメニューから「ストレージの設定」を検索して開きます。
「記憶域の管理」から、「ストレージセンサー」を選択
クリーンアップスケジュールを最短に設定することで、ダウンロードフォルダに限らず不要なファイルを削除して容量を増やすことが可能です。
ストレージセンサーに関する公式サイトはこちら
まとめ:PCも部屋も、スッキリ快適に!
今回は、Windows起動時にダウンロードフォルダを自動削除する方法を紹介しました。
この方法を使えば、ズボラな私でも、ダウンロードフォルダを常に綺麗さっぱりな状態に保てています。
「PCの中身は整理できたけど…あれ?部屋の方がまだ全然ダメじゃん…!」…と、この記事を書きながら、改めて自分の部屋の惨状に気づいてしまいました (遠い目)。
でも、PCの中を自動で綺麗にする方法をマスターした今なら、もしかしたら部屋の片付けも自動化できるかも…!?なんて、淡い期待を抱きつつ、まずは目の前のゴミの山を片付けることから始めようと思います (苦笑)。
皆さんも、この記事を参考に、デジタル空間からリアル空間まで、スッキリ快適な環境を手に入れてください!
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