手放そうとしていたiPad Proがキーボードケースで大復活した話

筆者が学生の頃から授業ノート、イラスト、娯楽、さまざまな用途で長年愛用していたiPad pro 12.9インチ第4世代(2020モデル)、手放そうと考えていたところトラックパッド、キーボード付きケースを購入したことで使用頻度が爆上がりしたためレビューします。

目次

購入理由とサブPCに求めていたこと

今までApple Pencilによる手書きが多かったことからトラックパッドとキーボードが一緒になったケースを使ったことがありませんでした。そしてよく言われることとして「iPadはPCの代わりにはならない」ということ。

私自身もメインはWindowsを使っており、最近iPadの出番が少なく、いっそのことサブのPCの購入を検討していました。
するとiPad proをまるでPCのように運用する記事や動画を発見し、手放してしまう前に一度試してみるかと思い立ちBrydge 12.9 Pro+を購入。私が iPad をサブPCの代わりとして運用するにあたり、求めていたこととして

  • 簡単な作業をこなせる
  • どこでも作業できる
  • タブレットとしても使える

これらが必須条件。PCのように扱いながらもiPadとしての使い方もしたいというワガママ。これはiPadだからこそできる運用だと考えました。
iPadがPCの代わりにならないようにPCもiPadの代わりにはなりません、イラストやデザインを主としている私にとってpencilによる入力は切っても切り離せません。

スペックと純正との比較

Brydge 12.9 Pro+ は2in1のようにキーボードにiPadをはめ込んで使用するスタイルでBluetooth接続、Type-C端子によるバッテリーを搭載し上部には明るさや音量を調整するショートカットキーが配置されています。
iPadと同じType-C端子なため、出かける際は以前紹介したAnker Power Bankの付属ケーブルでiPadからBrydge 12.9 Pro+をつなげて電源を供給することも可能です
英字配列のみで無理にJIS規格にしていないためエンターキーの下はshiftキーになっています。
ESRやJIS規格キーボードを搭載のものは配列がめちゃくちゃですし有名なLogicoolのCombo Touchは背面立てかけ式なので除外。
トラックパッドの大きさは大きすぎず小さすぎずといった印象です。
値段は純正に比べると半額から1/3くらいの値段で購入できます。なのに質感は純正よりも上なので所有欲も満たされます。

Brydge 12.9 Pro+MagicKeyboard
ショートカットキー
バックライト3段階無段階調整可能
重さ680g700g
価格¥17,765¥41,580
実売価格参照

外観と機能性

このBrydge 12.9 Pro+を購入に踏み切った大きな理由はこれ、外観です。なによりMacBookのような質感のトラックパッド、キーボード部分純正を含め他の会社のものとは高級感、質感共にずば抜けていました。
開くとヒンジの部分が盛り上がりキーボードに角度がつき打ちやすい、液晶と接触しないようゴムがついているのも丁寧な仕事を感じます。
私のiPad proはシルバーですが本体はスペースグレーのような色、少しちぐはぐな感じですがスペースグレーを所持している方はマッチするかも。
バックライトも見やすく暗所でも見失うことはありませんでした。

使用感

本体はBluetooth接続なので純正のMagickeyboardとは異なります。ただ描画のためにキーボードから外して使用しても文字の打ちこみやトラックパッドを使うことができるのは好ポイント。
本体右側にType-Cポートがありそこから充電できます。電池残量はiPadにも表示されますし本体の電源ボタンに小さなLEDがあるのでそこで判別も可能。

買う前から分かっていたことではありますがトラックパッドが純正以下、サードパーティー製以上な感じであり、スクロールがマウスホイールのような動きで純正のように滑らかではありませんが普段Windowsを使用しているためストレスにはなりません。
少しきついのが二本指によるピンチアウトが非対応なことと三本指を上に動かすことでのアプリスイッチャーが非対応なこと。アプリスイッチャーに関しては説明書にアクセシビリティの設定で三本指タップでショートカット登録を推奨と書いてあったので登録したら普通にできました。三本指までであれば認識するようです。
また、Brydge 12.9 Pro+のレビュー動画で二本指を左右にスワイプすることでの戻る進むが非対応と見たのですがiPad OSが現在の17であれば対応していました。嬉しい誤算です。

この製品の素晴らしいことの一つにキーボードの作り、打鍵感があります。正直純正のMagickeyboard以上に使いやすく、Macbookのキーボードに近いストロークの深さと、打ち心地がありました。上記のトラックパッドのデメリットもキーボードショートカットで対応すればいいと考えていたくらいに全体としての魅力度が高いです。

まとめ

手放そうとしていたiPadがキーボードケースで日常使いにも不満なく使用できていることに感動しました。
キーボードの打鍵感も良好で多少重いですがリュックであればほとんど気にならないかと。

実はこの記事の執筆もiPadとBrydge 12.9 Pro+にて行っています。普段使いにはほとんど不満が無く、今までpencilによる描きこみ以外使っていなかったのがもったいないくらいでした。
手放そうとしていたところからの大逆転、今後iPad OS18のリリースを楽しみにこれからどんな活躍をしてくれるのか期待しています。

Brydge 12.9 Pro+のリンクは【こちら
磁力になりトラックパッドも巨大化、第5世代も対応するBrydge 12.9 MAX+は【こちら

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tacos

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