久しぶりにイヤホン/ヘッドホン以外の記事を書くことになり若干緊張しています。
さて、今回はXperia Ace Ⅲ レビュー 以来のスマホレビューです。
話題の「Nothing Phone (2a)」が、普段使いに適しているのか?数日間使ってみたレビューをしていきたいと思います。
目次
はじめに
以前、インスタのアカウントでおしゃれなスマホとして取り上げました。
Nothingは、背面に光る機構が特徴的なシリーズ製品を出しています。他にもイヤホンなども取り扱っているファッショナブルで今一番アツいメーカーです。
Nothingとは?
Nothingは、2020年10月にイギリスのロンドンで設立された比較的新しいスマホメーカーです。OnePlusの共同創業者であるカール・ペイ氏によって設立されました。Nothingは、「人と技術の壁を取り除き、シームレスなデジタル体験を提供する」ことを使命としており、シンプルで洗練されたデザインと、ユーザーフレンドリーなソフトウェアを特徴とするスマートフォンやイヤホンなどのガジェットを製造しています。
By Gemini
そんな、世界でも注目されているNothingが日本向けに新製品をリリースしてくれたので、早速使ってみることにしました。
購入に際して
Phone (2)と (2a)の違い
新製品としてリリースされたPhone (2a)は、(2)の廉価モデルとして発表されました。
そのため、(2)が79,800円の価格設定に対して(2a)は49,800円と50,000円を下回る価格が設定されています。
比較表
項目 | Phone (2) | Phone (2a) |
---|---|---|
SoC | Snapdragon® 8+ Gen 1 | MediaTek Dimensity 7200 Pro |
メモリ(RAM/ROM) | 8/128 GB (最大12/512GBモデル) | 8/128 GB (最大12/256GBモデル) |
画面サイズ | 6.7 インチ(2412 x 1080px,394 ppi) | 6.7 インチ(2412 x 1084px,394 ppi) |
リフレッシュ/サンプリングレート | 1~120Hz/240Hz | 30~120Hz/240Hz |
バッテリー | 4700 mAh | 5,000 mAh |
その他 | Wi-Fi6/Bluetooth5.3/NFC/GPS | Wi-Fi6/Bluetooth5.3/NFC(FeliCa)/GPS |
Glyph | ◯ | ◯ |
価格 | 79,800円〜 | 49,800円〜 |
廉価版ですが、Notingのトレードマークである「Glyph」インターフェースは健在です。
SoCについては、(2)に比べてスペックダウンされています。
しかし、メモリや画面のリフレッシュレートは据え置きです。
また、今回日本市場を意識してFeliCaに対応したチップが搭載されています。廉価版と言えこれは嬉しいアップデートです。
購入
ビックカメラのSIMフリー売り場で購入しました。特にポイントが貯まっているわけでもなく、一番近い電化製品店ですぐに手に入れたいと思いビックカメラを選択しました。
しかし、これが微妙な判断でした。購入前に傷や不備の確認のために、店頭で開封しなくてはいけませんでした。家でゆっくり開けたい方には注意が必要です。
私は、買ったらすぐに電車の中で開封してしまうので、結果的にはあまり変わりませんが少し残念な体験でした。
ファーストインプレッション
思ったよりデカい
これまでメインで利用していたスマホが、「Xperia Ace Ⅲ」だったこともあり思っていたより大きいなというのが第一印象です。

今まで手が小さいと感じたことはありませんでしたが、片手での操作は難しいです。
また、ポケットに入れてしゃがむとスマホがつっかえて違和感を感じます。
凝ってるな!
公式で出されているウィジェットやアイコンパックが充実しています。
また、設定画面にもいくつかカスタマイズが入っており、OS部分にも手が加えられていることを感じます。


さらに、画面をタップしてロック画面を解除する時にタップした場所から、画面が点灯される仕様になっています。(もしかしたらAndroidデフォルト…?)
タップしたところを起点にロック画面がじんわり表示される。
電源ボタンを押した場合、電源ボタン付近からスタートする。
お気に入りポイント
唯一のデザイン
人と違うことをしたいというわけではありませんが、やはり自分だけのお気に入りという特別感があります。
表面は液晶画面のため、ほかのスマホと変わりませんが背面のデザインとGlyphインターフェースが目を引きます。



写真も普通に撮れる
廉価モデルということもありカメラ性能にそこまで期待していませんでしたが、普通にいい感じに写真を撮ることができます。



ぬるぬるリフレッシュレート
画面のリフレッシュレートが高いので、スクロールの多いWebブラウザやSNSを見る時に快適です。そこまで変わらないだろと思っていましたが、結構違いを感じます。

おサイフケータイに対応
普段電車を利用する時にSuicaを頻繁に利用しているため、メインスマホとして対応していることは必須になっていました。海外の新興勢力のため、対応するかどうか怪しいところでありましたが、かなり早い段階で対応してくれたので嬉しい限りです。


気になるところ
バッテリー持ち
バックグラウンドでの処理を比較的ONにしがちということもあるかもしれませんが、バッテリー持ちはそこまで良くありません。今後利用していく中で、電力効率の最適化で改善される可能性はあります。

電源ボタンと音量ボタンの位置
今まで右にボタンが集約されているタイプのスマホしか使ってこなかったため、音量ボタンが左にあることに少し戸惑いを感じます。
また、ボタンがセンターに配置されているため押しやすいという反面、ジンバルを利用する時にセンターにアダプターを設置できないため、うまく動作しないことがあります。


最後に
唯一無二のデザインで普段使いできる楽しいスマホを探してる方におすすめな一台です。
また、Nothingはソフトウェア側にも力を入れてるので、購入してからも楽しみが待っています。
気になった方はぜひ、下からご購入ください。
Nothing Phone (2a) Amazonからの購入
