こんにちは。やっぱりテンキーは必要だ!と考えている派のハム公です。さて、当サイトの初投稿はゴリ助さんのKeychron K8 Proレビュー記事でしたが、それに影響されて僕も同社のキーボードを購入しました!選んだのは96%レイアウトのKeychron K4 Pro。多機能で高品質なこのキーボード、僕には勿体無いくらいですが、2ヶ月ほど使い続けてようやくその魅力をまとめる事ができましたので記事にしたいと思います。
この記事では、Keychron社についての解説とK4 Proのレビューを行います。購入を検討中の方はぜひご覧ください。
目次
Keychronって?どこの国のメーカー?
Keychronは、キーボード製造で豊富な経験を持つ愛好家グループによって2017年に設立されました。
Keychron公式サイト 会社概要より引用
Keychronは2017年に設立された香港のメーカーです。公式サイトの企業紹介には「キーボード愛好家グループによって結成された」と記されています。マニアが起こしたメーカーというだけあって、実際にキーボードを使っていても品質の高さや作り手のこだわりを感じます。
Keychron製キーボードの特徴は?
Keychron製キーボードの特徴に、豊富なラインナップと高いカスタマイズ製があります。
豊富なラインナップ
Keychronは目的や用途に合わせた、豊富なラインナップを取り揃えています。僕やゴリ助さんが選んだKシリーズはBluetooth接続を重視したシリーズで、その他にもアルミフレームで打鍵感を追求したQシリーズ、カスタマイズ重視のVシリーズ、入門用のCシリーズ等があります。全てのモデルと製品概要は公式サイトで確認出来ますので、購入前にぜひ一度ご確認ください。
高いカスタマイズ性
上記ラインナップのうち、Q/Q Pro、K/K Pro、Vシリーズのほとんどのモデルがホットスワップ対応で、ProシリーズにはQMK/VIA対応のモデルもあります。
【ホットスワップとは】
キーボードにおけるホットスワップとは、メカニカルスイッチの機構を丸ごと取り換えられる仕組みのこと。はんだ付けの必要がないので好みのスイッチを簡単に交換する事ができます。
【QMK/VIAとは】
QMKはキーボードのキーマップを設定するためのオープンソースファームウェアです。KenchronのQMK対応モデルでは好きなキーをリマップし、使いやすいようにカスタマイズすることができます。リマップを実行するためのアプリケーションがVIAです。VIAはインストール不要のwebアプリケーションですので、誰でも簡単にアクセスできます。
これらに対応するKeychronのキーボードは、ユーザーそれぞれの好みを忠実に反映させる事ができます。
Keychron K4 Proをレビュー
ここからは、昨年末に僕が購入したKeychron K4 Proをレビューしていきます。
Keychron K4 Proの製品概要
今回僕が選んだのはKeychron K4 Pro。なぜK4 Proを選んだのかというと
- QMK/VIA、ホットスワップ対応、無線接続対応でKeychronらしい多機能感
- 元々テンキーをよく使う派
- ゴリ助のK8と被らない
だいたいこんな感じの理由で選びました。個人的に、せっかく外付けのキーボード買うならテンキーあった方が良くない?と考えています。
日本国内の正規代理店はKOPEK JAPANさんです。KOPEKさんは直販サイトも運営されていますが、Amazonにもストアを出店されています。プライム配送の対象になったり、ポイントが使えたりしますので、今回はAmazonのストアを選びました。
Keychron K4 Proの内容物
外箱&内容物はこちら。
- キーボード本体
- USB-Cケーブル
- チュートリアル
- 説明書
- キーキャッププラー
- スイッチプラー
- +ドライバー
- Windows用キーキャップ
以上となっています。
ホットスワップ対応 自分好みに入れ替え
Keychron K4 Proは先述のホットスワップ対応となっています。専用のプラーを使えば簡単にスイッチ機構を外せます。実際の様子はKOPEK JAPANさんのYoutubeチャンネルをご覧ください。
QMK/VIA対応 高度で柔軟なリマッピングが可能
またQMK/VIA対応ですので、VIA Web Applicationでリマッピングする事ができます。
VIA Applicationでリマップする際は、USBケーブルで接続する必要があります。
接続後の編集画面。
高い質感のOSAプロファイル・タブルショットPBTキーキャップ
…ってなんのことか分からない人も多いですよね。僕も分からなかったので調べました。
【OSAプロファイルとは】
プロファイルとは、簡単に言えばキーキャップの形状のこと。OSA(OEM spherical angled)プロファイルは、上面の窪みが特徴のOEMプロファイルと背が高いSEプロファイルのいいとこ取りみたいな感じです。
【ダブルショットとは】
キーキャップを、2色の層を組み合わせて成形する事。プリントと違い文字が薄れる心配がありません。
【PBTとは】
PBT(ポリブチレンテレフタレート)は、いわゆる高機能エンジニアプラスチックとされる素材の1つ。電子製品や自動車部品に使われています。
一般に、融点の問題からPBT素材はダブルショット製法で成形することは難しいそうですが、Keychronのキーキャップではそれを実現しています。実際入力時の手触りはとても良く、開発者のこだわりを感じます。
最大3台に同時接続 瞬時に切り替え可能
最大3台までの機器に同時接続できます。fnキーを押しながら1〜3を押すことで、割り当てられた番号の機器に切り替えられます。iPadとMacBookを同時に開いてる時に結構使います。
まとめ
以上Keychron製品の特徴&Keychron K4 Proのレビューでした。K4 Pro以外にも、Keychronには様々な種類のキーボードがありますので、ぜひおすすめです!