
皆さんはNothingをご存知でしょうか?背面が光るカッコいいスマホや、クリアな見た目のイヤホン等、機能とデザインを両立させるイギリスのデジタル機器メーカーです。
この記事では僕が約半年利用しているフルワイヤレスイヤホン、Nothing Ear (Stick)をレビューしていきます。なお7月のアップデートでノイズリダクション機能が追加されました!こちらについてもまとめていますのでぜひご覧ください。
Nothing Ear (Stick)とは?

Nothing Ear (Stick)は2022年11月10日発売のフルワイヤレスイヤホンです。ハーフインイヤー型のEar (Stick)はクリアを基調としたデザインで、円筒状のケースに収納されています。
【⭕️Nothing Ear (Stick)の良い点】

数字以上に感じる軽さ!安定性も抜群
Nothing Ear (Stick)は片側4.4gの重さです。他社製品と比べても平均的な重量ですが、ハーフインイヤー型ですのでスッと装着でき、数字以上に軽く身につけられる印象です。本体が下に伸びていく形状のおかげで安定感も抜群です。
クリアでパワフルなサウンド
カスタム設計された12.6mmのドライバーが、クリアでパワフルなサウンドを実現しています。コーデックはAAC、SBCに対応しています。アプリでイコライザーを調整することも可能です。

ケースと一体感のあるデザイン
透明な本体内部には、Stick (Ear)のロゴが見えます。左側には白、右側には赤のワンポイントがプリントされています。
ケースは上部を回転させて開きます。クレードル面に状態を示すランプがあります。イヤホンをしまっている状態でも、内側が見えるようになっています。
正確なクリック操作

再生/停止は本体スティック部、画像円で囲った部分をつまんで操作します。プレスコントロールと呼ばれる操作方式ですが、Ear (Stick)のコントロールは簡単かつ正確な反応で、移動中や作業中の片手間でも素早く操作できています。プレスコントロールの感度はアプリで調整することが可能です。
7月にアプデで追加!ノイズリダクション機能
発売時にはなかったノイズリダクション機能が、2023年7月のアップデートによって追加されました!実装されたノイズリダクションは驚くほど機能してくれており、特に公共交通機関でその効果を実感しています。もともとハーフインイヤー型ですので外音の入り込みが多かったのですが、アップデートでこの欠点が大幅に改善されたと言えるでしょう。
【🔺Nothing Ear (Stick)のイマイチな点】
ケース内の埃が目立つ、掃除しづらい
ケースが白色の内側と、クリアな外側の二層になっていますので、その間に埃が入ってしまいます。エアブロワーやクロスである程度綺麗にすることは可能ですが、完璧に取り除くことが難しい場合もあります。同じように、指紋や傷も気になります。
人によっては耳の形が合わない
カナル型はイヤーチップでそれぞれの耳の形に合わせてくれますが、Ear (Stick)はプラスチックのハーフインイヤー型です。どうしても耳の形が合わない人もいると思います。実際、各サイトのレビューでは
- 長時間つけていると疲れる
- ピッタリと耳にハマらない
- ずり落ちる
などの意見も散見されます。耳の穴が小さめで心配だと思われる方は、お店で試着するなどした方が良いでしょう。
ノイズリダクションは効果的だが完全では無い
アプデで実装されたノイズリダクション機能は、メーカー公式サイトでプレリリース段階と明記されています。実際使用していても、特定の場面でサウンドに違和感を感じることがありました。
- バス移動でアイドリング中、車内全体に振動音が響いている時
- 工事現場の横を通った時
- 流し台など水周りで使用している際
以上のような場面で、ノイズリダクションが急に強まったりサウンドに違和感を感じることがありました。瞬間的ですが確かに感じるので、今後のアプデに期待です。
まとめ:軽くて快適、スタイリッシュ
いかがでしたでしょうか?約半年間使用して、Nothing Ear (Stick)は機能も見た目も満足いく素晴らしいイヤホンであると感じました!細かい気になる点はあるものの、使用方法や今後のアップデートカバーできる程度です。最後に↓のシリコンケースをご紹介します。
Nothing Ear (a)との違いは?
2024年4月に発表されたNothing Ear・Nothing Ear(a)とはどのような違いがあるのでしょうか。
- Nothing Earはシリーズを刷新したNothingイヤホンの最上位モデルで、専用設計ドライバー搭載。LDAC対応。価格は¥22,800-。
- Nothing Ear(a)はNothing Earと同時発売の廉価版モデル。LDAC対応は変わらず、新色のイエローがラインナップされています。価格は¥14,800-(Nothing Ear(Stick)と同価格)。
どちらもカナル型イヤホンですので、ハーフインイヤーの軽い付け心地は(Stick)にしかありません。特徴的なケースの形状も今のところ(Stick)にしか無いので、今も十分選択肢に入ると言えます。
For Nothing Ear (stick) ケース 保護カバー 半透明

僕はこちらのシリコンカバーを付けて使用しています。埃や傷を最小限に抑えることができるのでオススメです。